いとうひでみ 個展 Unsafe Day



はじめていとうひでみさんの絵を観たのは数年前の青山塾の卒展でした。その後、夏のチャリティ展CAT POWERに参加いただいたり、TOKYO ART BOOK FAIRでも当ギャラリーのブースに参加していただいておりました。

牧歌的な少女たちがどこかで繰り広げている秘密の営みを覗きみてしまったかのような、予想外でユーモラス、且つ背徳感が漂う曖昧な引力が彼女の真骨頂です。


本展では彼女の代名詞でもあるオカルト趣味やパンチラ少女が登場する絵はちろんのこと、当初予定していなかったスケッチも壁に貼って展示しました。そこに彼女のアイデアの源が垣間見ることができるのではないか?という考えからでしたが、始まってみるとそれはぼくの早合点だったと気が付きました。



そもそも彼女は下絵をじっくり考えてから絵に望むのではなく、気分や気持ちを大切に気の赴くままに筆を走らせているとのことで、モチーフについても奇をてらったものではなく、描きたいものを素直に表現しているだけでした。絵についての解釈は観る人に委ね、自由に楽しんでもらいたいそうです。

そんな彼女による展示についてのコメントは以下のものでした。


私たち、明日は何をしているかわからないね 今はこういうことに夢中だけれど


この文章と外連味のない絵に心を奪われたお客さんがたくさん訪れた気持ち良い展示でした。今後の活躍もとっても楽しみです。





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