剥製は怖くて悲しくて、美しいから好き。
動かないガラスの眼球を立ち止まって見つめていたら、自分も剥製になったような気分になる。
死が生きていたことの証明になるなんて不思議だった。
神であると同時に、悪魔である神が存在したと本で読んだことがある。
カーテンを閉めて誰もいない部屋で、本当は天使みたいにずっと遊んでいたかったのに、
燃えるような赤色のワンピースを着て、私の心の中には武器を持った女の子が座っている。
画材:ケント紙/アクリルガッシュ
原画サイズ:195×145mm
毬谷 静_Survived girls (Knife)
¥29,700価格